2009年 10月 26日
講釈師 神田陽司 |
先日、人生で初となる講談なるものを聞いてきました。
お恥ずかしい話、講談なるものがどんなものなのか知らなかったのでありますが
実はフランスで講談を演じる企画があるそうで
たまたま知り合いが講釈師の方にフランス語を指導しているご縁から
今回お誘いをうけまして、上野広小路亭に足を運んできました。
居酒屋繋がりである萬窓師匠のた落語を聴きに
池袋演芸場へは何度か足を運んだことはありますが
上野広小路亭は初めてでしたがその狭さにニンマリ
前半分は畳に座椅子、後半分は椅子席になりますが
その距離感たるや小さなライブハウス並でありまして
噺し手との距離がとにかく近いのであります。
幕が開きまして、最初は神田一門のお弟子さん二人が前座、
その後落語の後に神田陽司師匠が登場しました。
バンバン♪♪
参考映像
講談といえば夏の風物詩である一龍斎貞水の四谷怪談
その程度の知識しか持ち合わせておりませんで
基本的には落語のスタイルに近いのですが
落語は庶民の生活を面白おかしく演じながら噺すのに対して
講談は歴史の話を元に講釈師が語り伝える形となります。
ですから扇で煙草を吸ったり、蕎麦をすすったりというリアクションはありません。
扇は台をパンパン♪と叩くだけのものになります。
簡単にいうならば落語をもっと堅苦しく、難しくしたイメージでしょうか。
しかしながらこの神田陽司師匠は講談界の革命児と名乗るだけあって
そんなイメージを一新させてくれました。
落語は元となる話があるのに対して、講談は歴史物を現代の事象に照らし合わせながら、様々なアレンジをしていかなければなりません。
ですから必要とされる知識の量は膨大なものとなります。
頭の回転が速いのは当たり前として、常に新しい知識を学びながら、それを講談に活かしていくわけで、おそらく神田陽司師匠の頭脳は小学生並の吸収力があるのだと思われます。
つづく
お恥ずかしい話、講談なるものがどんなものなのか知らなかったのでありますが
実はフランスで講談を演じる企画があるそうで
たまたま知り合いが講釈師の方にフランス語を指導しているご縁から
今回お誘いをうけまして、上野広小路亭に足を運んできました。
居酒屋繋がりである萬窓師匠のた落語を聴きに
池袋演芸場へは何度か足を運んだことはありますが
上野広小路亭は初めてでしたがその狭さにニンマリ
前半分は畳に座椅子、後半分は椅子席になりますが
その距離感たるや小さなライブハウス並でありまして
噺し手との距離がとにかく近いのであります。
幕が開きまして、最初は神田一門のお弟子さん二人が前座、
その後落語の後に神田陽司師匠が登場しました。
バンバン♪♪
参考映像
講談といえば夏の風物詩である一龍斎貞水の四谷怪談
その程度の知識しか持ち合わせておりませんで
基本的には落語のスタイルに近いのですが
落語は庶民の生活を面白おかしく演じながら噺すのに対して
講談は歴史の話を元に講釈師が語り伝える形となります。
ですから扇で煙草を吸ったり、蕎麦をすすったりというリアクションはありません。
扇は台をパンパン♪と叩くだけのものになります。
簡単にいうならば落語をもっと堅苦しく、難しくしたイメージでしょうか。
しかしながらこの神田陽司師匠は講談界の革命児と名乗るだけあって
そんなイメージを一新させてくれました。
落語は元となる話があるのに対して、講談は歴史物を現代の事象に照らし合わせながら、様々なアレンジをしていかなければなりません。
ですから必要とされる知識の量は膨大なものとなります。
頭の回転が速いのは当たり前として、常に新しい知識を学びながら、それを講談に活かしていくわけで、おそらく神田陽司師匠の頭脳は小学生並の吸収力があるのだと思われます。
つづく
by eos.1
| 2009-10-26 08:00
| 気になる一品